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米中覇権争いと日本について考えた [雑感]

六本木グランドタワーのベルサールであった東京財団政策研究所のフォーラム「米中覇権争いの政治経済学」を聞きに行った。元NHKの手嶋龍一、双日総研の吉崎達彦、東京財団上席研究員の柯 隆(か・りゅう) の各氏がスピーカー。

手嶋さんは、トランプという異形の大統領を生んだ米国の地殻変動にこそ注目すべきだ。米中関係は新冷戦ではなく、熱戦となる恐れもある。注目すべきは台湾海峡であり、万が一有事となれば、日本は大変困難な立場になる。現段階では民主党はトランプに勝てない。あと5年、トランプはあり得る。かつてキッシンジャーは、拠って立つ理念の大切さを訴えたが、今の米政権にはない、などと話した。

吉崎さんのトランプ評は、不動産屋ではなくテレビマンだ。いつも面白いことをやってやろうと考えている。プロレス興行のように。覇権国と新興勢力の衝突は歴史の必然であり、トゥキディデスの罠という言葉がある。AIとビッグデータと5G。この三つが焦点になっていて、こうした技術分野での覇権争いが熱戦につながるかもしれない。5Gは自動運転を実現するための技術の要。

柯 隆さんは、中国の強国夢について。中国はアヘン戦争いらい、外国との戦争に負け続けてきた。ゆえに大国になる夢があり、いま経済的には米国に次ぎ2番となった。米国の親中国派は経済が発展すれば民主化も進むと国内を説得してきた。しかし、習近平の下ではそうはならない。中国共産党政府の幹部は、元紅衛兵であり、毛沢東の信奉者。鄧小平の実利主義ではない。経済力と軍事力、文化力が強国になるための3条件。中国に足りないのは文化力であり、それを実現するには自由が必要なのだが。

今の調子ではトランプはあと5年、習近平も3期目を目指す。日本外交は従来通りのソフト路線でよいのか。主張すべきは主張するハード外交も時には必要なのではないかとの意見に考えさせられた。
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東京都庭園美術館へサイクル散歩 [アート]

白金台にある東京都庭園美術館まで自転車で散歩に行った。日曜日は都心もクルマが少なく気持ちいい。皇居そばの通りはサイクル専用道路になっていて、咲き始めたサクラを見ながらランラン気分のポタリングだ。

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スイスイと五反田方面まで行ってしまい、少し遠回りになったが、庭園美術館に到着。美術館は旧朝香宮邸でアール・デコ様式の建物自体が美術品のような優雅な佇まいだ。岡上淑子さんの「フォトコラージュ沈黙の奇跡」展があっていて、せっかくなので鑑賞した。戦後の昭和20年代、西洋の人物・風景を切り貼りして、シュールレアリズム的な世界観を表現している。技法は素朴なところもあるが、解放された女性の時代へ向けて、その心象風景を作品にしている。レトロな雰囲気のモノクロの絵葉書を1枚、記念に買った。

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庭は自然教育園に続く感じで広がっていて、日差しいっぱいの芝生と花をつけた樹木が気持ちよかった。

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三鷹天命反転住宅を見学した [アート]

東京都三鷹市にある「三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー」の見学会に行ってきた。芸術家の荒川修作と詩人マドリン・ギンズが作った未来住宅。カラフルで積み木を積み重ねたようなマンションで実際に住人がいる。3階の2部屋はショートステイ用で、宿泊客がおらず、スタッフの都合がつく時に見学できる。入場料2700円、この日は20人ほどの見学者が集まった。

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学芸員の指示で室内を裸足で歩いたり、天井の金具に荷物を収納?したり、見学者自らが身体を動かしながら住宅を体験する。凸凹の床、傾いた天井、色とりどりの壁、球体の部屋。普通ではない作りは、人間の神経を研ぎ澄まし、眠っている能力を覚醒させる。便利さや効率を追求する建築ではなく、まず人間が中心にいて、家を構成していく。そんなコンセプトで作られているという。

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実際住んでみたら、身体に変調をきたすか、それとも未知なる才能が発現するだろうか。興味津々。最後にスタッフが事務所として使っている1階の部屋を見学。ブランコがあったり、吊り輪があったり、クライミングがあったりして、エクササイズ好きにはいいかも。でもルンバが使いずらいので掃除は大変かな。これまで考えたことのない視点から住まいを考える、とてもよい機会になった。

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ヘレン・ケラーまたは荒川修作

ヘレン・ケラーまたは荒川修作

  • 作者: マドリン・ギンズ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/04/02
  • メディア: 単行本



建築する身体―人間を超えていくために

建築する身体―人間を超えていくために

  • 作者: 荒川 修作
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



養老天命反転地―荒川修作+マドリン・ギンズ 建築的実験

養老天命反転地―荒川修作+マドリン・ギンズ 建築的実験

  • 作者: 毎日新聞社
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 大型本



三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために―荒川修作+マドリン・ギンズの死に抗する建築

三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために―荒川修作+マドリン・ギンズの死に抗する建築

  • 作者: 荒川 修作
  • 出版社/メーカー: 水声社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 大型本



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B.B.BASEで南房総サイク [雑感]

JR東日本のB.B.BASEを使って千葉・南房総をサイクリングした。自転車を分解せずに列車にそのまま積んで目的地へ行き、いきなりサドルにまたがれる。サイクリストにとっては夢のような特別列車が昨年生まれたのを知り、ようやく乗車が実現した。

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出発は両国駅で東京江戸博物館側の特別改札口から乗車。ロードバイクを専用のラックに搭載し、傍のシートへ。自由席でゆっくりしたシートでくつろげる。7時39分に出発、東京湾沿いを館山駅まで2時間半。ガイドさんが同乗していてモニタールーム(4号車)でモデルコースの説明やクーポンが使える観光地の紹介をしてくれたり、お茶菓子のサービスもあった。木更津、君津など、地名は知っていても行ったことがない駅を通過し、「ああ、ここだったのか」と出会った風景に旅情を感じる列車旅。

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南房総の玄関口の館山駅は、ヤシの木に花壇と暖かい出迎えムード。千倉から海岸線に出る時計回りのミドルコースを完走目指してスタートした。ちょっと肌寒かったが、朝方の雨も上がり長袖のサイクルジャージにフード付のヤッケ、下は短パンにタイツがちょうどいい。

道の駅ちくら潮風王国で小休止。缶コーヒーで水分補給し、シーサイドルートをランランサイクで進む。岩場はウニやアワビの漁場らしく、密猟禁止の立て札や監視小屋まであり、観光ルートとしては少々興ざめする風景も。それでも一帯は温暖な気候を生かした花の栽培が盛んなようで、色とりどりの花畑がいたるところにあり、お花摘みができる観光花園が目についた。

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白浜、野島崎を過ぎて相浜漁港でランチタイム。鶴瓶の番組で紹介された巴寿司の暖簾をくぐる。昼時だったがカウンターは空いていて、さっそく地物の寿司を注文した。タイに赤魚、ブリなど5種類のネタ、味噌汁と箸休めの魚の煮付けもついてお腹いっぱい、これで1500円は安い。

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ラストは緩やかな峠を越えて、館山方面へ。早めに着いたので南総里見の湯でゆっくり汗を流す。南総とは、あの南総里見八犬伝の土地だったかと、今更ながら発見し、一人で勝手に感心する。温まりうつらとしてからゴールの館山駅へ。17時10分館山発。東京湾に沈む夕日を眺めながら、駅の売店に注文しておいたクジラ弁当を食す。房総沖は昔からクジラ漁が有名。久しぶりの大和煮とフレークがのった弁当が疲れた身体に優しかった。両国駅には19時38分着。輪行の煩わしさがないのは面倒くさがりの自分にとっては何ともありがたい。楽しいサイクリング旅でした。

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南房総―写真集/大地と海と陽光のドラマ

南房総―写真集/大地と海と陽光のドラマ

  • 作者: 緑川隆
  • 出版社/メーカー: 千葉日報社
  • 発売日: 2014/01/01
  • メディア: 単行本



浦島金太郎の南房総貧乏旅のススメ。観光マップには載らない楽しみ方。まさにサードプレイス! (10分で読めるシリーズ)

浦島金太郎の南房総貧乏旅のススメ。観光マップには載らない楽しみ方。まさにサードプレイス! (10分で読めるシリーズ)

  • 作者: 浦島金太郎
  • 出版社/メーカー: まんがびと
  • 発売日: 2018/08/30
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)



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「世界は一人」の岩井秀人さんのこと [シネマ&演劇]

岩井秀人さんは数年前、向田邦子賞、岸田戯曲賞を相次いでとった演出家。平田オリザさんの青年団の演出部に所属し、そこから頭角を現した。劇団ハイバイを主宰し、個性的な俳優としても活躍している。

雑誌「すばる」に沢美也子さんが劇評を書いていた。それによると、物語の舞台は北九州市。石炭と鉄で栄えて水質汚染がひどく、今は寂れた街という設定に、すぐ北九州市を思い浮かべたのだが、やはりそうだったか。もともと松尾スズキさんの作と勘違いして、松尾さんの出身地である北九州市が舞台なんだと思いこんでいたんだけど。岩井さんは北九州市まで取材に訪れ、公害克服の歴史に関心を抱いたという。

岩井さんによると、自身の作品と九州という土地柄は親和性が高い。父親の家庭内暴力を描くと、東京あたりの公演では引くのに、九州では結構笑って見てくれる。なぜ笑うのか聞くと、「だって、うちにもいるから」と答えが返ってきたりするという。そうかしらと、思わなくもないが、あらためて岩井作品を見てみようかと思った。
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赤坂有薫 [雑感]

赤坂見付の東急プラザにある赤坂有薫に行ってきました。大学のクラブの後輩が久々上京してきたので、臨時のOB会というわけです。

九州料理の店なのですが、何といっても刺身がうまかった。素材によって、生醤油、酢醤油、酢味噌、生姜醤油とつけ分ける。例えばキビナゴは酢味噌、貝類は生醤油にワサビ、などなど。焼酎飲んで途中で分からなくなったけどね。

焼酎は芋を中心に品ぞろえ豊富。本日は六代目百合を一升瓶で。あっという間に空いて、次は三岳(五合瓶)。寒の戻りで寒かったのでお湯わりがなかなかうまかったですね。


本格焼酎 三岳 25度 900ml

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  • 出版社/メーカー: 三岳酒造(焼)鹿児島
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六代目百合 芋 25度 1800ml

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  • 出版社/メーカー: 塩田酒造
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グリーンブック [シネマ&演劇]

アカデミー賞作品賞を取った「グリーンブック」を日比谷でみた。天才黒人ピアニストのドクター・ドナルド・シャーリーと、運転手に雇われた元クラブの用心棒トミー・バレロンガの実話。コメディタッチの友情ストーリーに最後は温かい気持ちになった。

トニー(ヴィゴ・モーテンセン)は、いかにもイタリア系の感じで行儀が悪い。ドクター(マハーシャラ・アリ)は知的だけど、はぐれ黒人というコンプレックスを持つ。価値観の違う二人が演奏旅行でトラブルを乗り越えながら、お互いへの理解を深めていく。アメ車でハイウェイを飛ばし、米国南部を旅する。ディープサウスに行くほど、黒人差別も露骨になる。州を跨ぐと国が変わり、文化が違う合衆国の実態が面白かった。

NYのブロンコス、イタリア系のファミリーが集まり、食事を共にする場面が何度も出てくる。ゴッドファーザーを思い出した。トニーの奥さんドロレス役のリンダ・カーデリーニは、磯山さやかみたいな雰囲気でよかった。


ムーンライト スタンダード・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
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ケンタッキー・フライド・ムービー[レンタル落ち][DVD]

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2002/11/22
  • メディア: DVD



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世界は一人 [シネマ&演劇]

岩井秀人作・演出の音楽劇「世界は一人」を池袋の東京芸術劇場プレイハウスでみた。前野健太とそのグループが演奏、力強いボーカルで歌うかと思えば、舞台のアクターたちが歌ったり。現実と回想が入り混じる展開の中、「世界は一人」というタイトルの意味を考えながら鑑賞した。

松尾スズキと松たか子が出演するなら、ということで見に行った。松尾の持つ独特の面白みと、松のストレートで明るい歌唱力。いずれも期待通りだった。瑛太の歌も初めて聞いたが、うまかった。

出会い直しと「毛」がキーワード。小学生時代から始まる回想は、それぞれの境遇や経験からできたトラウマ、心の傷を描く。それぞれの主観によって、過去の捉え方は異なる。それが歌とセリフで紡がれていく。過去を知らないフリをして、出会い直す。誰の人生にもそんな場面があるかもしれない。

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やっかいな男 (Bros.books)

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  • 作者: 岩井 秀人
  • 出版社/メーカー: 東京ニュース通信社
  • 発売日: 2018/09/11
  • メディア: 単行本



さよならお婆ちゃん (Bros.books)

さよならお婆ちゃん (Bros.books)

  • 作者: 松尾スズキ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本



もう「はい」としか言えない

もう「はい」としか言えない

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/06/29
  • メディア: 単行本



「大人計画」ができるまで

「大人計画」ができるまで

  • 作者: 松尾 スズキ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/12/15
  • メディア: 単行本



明日はどこから

明日はどこから

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アリオラジャパン
  • 発売日: 2017/12/06
  • メディア: CD



MATSU TAKAKO SINGLE COLLECTION 1999-2005

MATSU TAKAKO SINGLE COLLECTION 1999-2005

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: CD



Cherish You(初回生産限定盤)(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD



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ある男 [読書日記]

平野啓一郎さんの話題作「ある男」を読了した。結婚した相手がまったくの別人だったという奇妙な話から始まり、自分の辛い過去を消したい、人生をリセットしたいという、誰にでもありそうな願望が物語を展開させていく。

読み終えて思うのは、人の幸福というのは何だろうかということ。自らを振り返ってみると、家族がそろってワイワイと食卓を囲む、そんな平凡なひとときこそ、幸せを実感したりする。幼少期に親に虐待を受けたりした過去があれば、穏やかな毎日こそ、幸せと感じるだろう。

小説では、在日の登場人物がおり、ヘイトスピーチや関東大震災時の朝鮮人大虐殺のくだりも出てくる。殺すべき対象かどうか、「15円50銭と正しく発音してみろ」と屈辱的な命令を受けたという逸話もあり、ついこの前見た映画「金子文子と朴烈」でも出てきた、印象的なシーンを思い出した。偶然とはいえ、わずかな期間に見たり読んだりしたもので同じ話が出てくるのは不思議な気分だ。


ある男

ある男

  • 作者: 平野 啓一郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/09/28
  • メディア: 単行本












バラ型 フラワーソープ ハードフラワー形状 ギフトボックス入り 

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  • 出版社/メーカー: EVERJOYS
  • メディア: ホーム&キッチン



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ピルグリム2019 [シネマ&演劇]

鴻上尚史さん主宰の劇団「第三舞台」の傑作といわれる「ピルグリム」(巡礼者、放浪者の意)の2019年版を新宿御苑前のシアターサンモールでみた。若い人たちとともに時代を駆けながら芝居を作っていきたいと鴻上さんが旗揚げした「虚構の劇団」。21世紀のネット社会にアップデートした内容で、いつも繋がっている故の現代人の孤独や自我の分裂を描こうとしている。

ネット調べでは、初演時は伝言ダイヤルが流行っていた頃で、そのメッセージを聞きながら脚本を書いたという。2019年版は、パソコン、スマホ、メール、SNSが主役で、ピルグリムの冒険はRPGのノリだ。オリジナルからあるコミューンの話も何となくカルト宗教を想起してしまう。オリジナルを見ていたら、さらに面白かったかもしれない。

妙な言動の類型化された◯[×]?族が次々と出てきて物語は進むが、それぞれのセリフがなかなかいい。見える自分と見えない自分、昼間の家主と夜の家主、肯定ペンギン。見ていて様々な思考が巡った。歌とダンスもキレキレで、気持ちの良い舞台だった。

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ピルグリム クラシック版

ピルグリム クラシック版

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本



リラックスのレッスン~緊張しない・あがらないために

リラックスのレッスン~緊張しない・あがらないために

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



幸福のヒント (だいわ文庫)

幸福のヒント (だいわ文庫)

  • 作者: 鴻上尚史
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2018/10/12
  • メディア: 文庫



不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/11/15
  • メディア: 新書



青空に飛ぶ

青空に飛ぶ

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/08/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



鴻上尚史の俳優入門 (講談社文庫)

鴻上尚史の俳優入門 (講談社文庫)

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: 文庫







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芥川賞、直木賞の授賞式 [読書日記]

芥川賞、直木賞の授賞式をのぞいた。賞ができて84年で第160回。戦後4年お休みした以外は年2回、両賞の選考を続けてきたという。年中行事、文学のお祭りのようなものだ。

芥川は吉田修一さん、直木は桐野夏生さんが祝辞を述べた。芥川の上田岳弘さん「ニムロッド」は実に完成された小説のようで、吉田さんも絶賛。先日読了した「宝島」の真藤順丈さんは、桐野さんに「今日はジャージではないんですね」(カッコいい帽子とスーツだった)と言われていたが、受賞が決まってジャージが4つも家に贈られてきて、「直木賞の威力はすごい」と思ったそうだ。挨拶は、この1ヶ月でエッセーやトークショーで話し尽くして、もう言うことがないとスピーチし、笑いを誘っていた。今度のオール讀物には、真藤さんの半生記が載るらしく、本人曰く「これまでの、うだつの上がらない日々」を読んでみようかと思った。


第160回芥川賞受賞 ニムロッド

第160回芥川賞受賞 ニムロッド

  • 作者: 上田 岳弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 単行本



ニムロッド

ニムロッド

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: Kindle版



第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

  • 作者: 町屋 良平
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 単行本



私の恋人 (新潮文庫)

私の恋人 (新潮文庫)

  • 作者: 上田 岳弘
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/27
  • メディア: 文庫



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宝島 [読書日記]

この度の直木賞をとった真藤順丈さんの「宝島」を読んだ。普天間基地移転のための辺野古埋め立て工事について沖縄県民投票が告示されたことが頭にあったのか。タイミンングよく手に取ることになった。

戦果アギヤー。米軍基地から資材や食糧を盗み出し、飢えた民衆に配る。伝説の島のヒーロー・オンちゃんと仲間たち(グスク、レイ、ヤマコ)の青春群像劇だ。コザを主舞台にウタキやノロといった土着の言い伝えが残る暮らしと、一方で米軍相手の歓楽街での生き様も活写する。学生時代から何度か訪れた沖縄の海、基地のある町を思い出しながら読み進めた。

米国の信託統治から日本本土への復帰。ドルから円に代わっても、基地は残った。街を分断する金網はそのままで、米兵が起こす事件・事故が減ることはなく、数え切れない人たちが犠牲になり続けている。沖縄ヤクザの抗争も盛り込まれていて、エンタメ小説として面白く読んだ。でも、何一つ変わらない沖縄の現実に痛切な思いもあらあめて募った。



第160回直木賞受賞 宝島

第160回直木賞受賞 宝島

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本



宝島

宝島

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: Kindle版



夜の淵をひと廻り (角川文庫)

夜の淵をひと廻り (角川文庫)

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 文庫



庵堂三兄弟の聖職 (角川ホラー文庫)

庵堂三兄弟の聖職 (角川ホラー文庫)

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2010/08/25
  • メディア: 文庫



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金子文子と朴烈 [シネマ&演劇]

渋谷のシアター・イメージフォーラムで封切り日に見た。映画館周辺には旭日旗を掲げる街宣右翼と警察警備課がいて、何事かという雰囲気。日韓関係が最悪と言われる中、反日的な映画の上映はけしからんということらしい。表現の自由という言葉を持ち出すまでもなく、上映を妨害しようとする動きは困ったものだ。

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関東大震災の時の朝鮮人虐殺を扱っていてテーマは重い。植民地支配に抗う、朝鮮人のテロリストと日本のアナキストというカップル。進んで囚われの身となり、大逆罪の法廷で自らの思いを訴える。朴烈はイ・ジェフン、文子はチェ・ヒソが演じるが、日本語とハングルを使い分けながら好演している。特に快活な文子を演じるチェ・ヒソは本当にチャーミングだった。韓国では235万人を動員するヒット作となったらしいが、イ・ジェフン人気と純愛映画として観る人が多かったようだ。

金子文子という人のことは今回、初めて知った。23歳で獄死したが、その短い人生を獄中手記「何が私をこうさせたか」に残している。文芸評論家の斎藤美奈子さんのコラムによると、文子は今でいう児童虐待の犠牲者で、出生届さえ出されず子供の頃は無戸籍だった。親戚に引き取られ朝鮮半島で悲惨な日々を送ったという。その後、文子は東京へ。朴の詩に惹かれて同棲し、不逞社という結社を立ち上げる。映画はこのあたりからのお話。
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映画には、金守珍さんはじめ新宿梁山泊の面々が出演していて、初日午前の上映後、舞台挨拶があった。日本での上映を実現した太秦の代表は、右翼の抗議行動に触れ、「映画は日本人にとって痛い内容も含んでいるが、こんな作品をしゃあしゃあと上映できるような時代にならないといけない」と話した。教科書では教えない事実を知り、かつて日韓の若い男女が命を燃やした物語として記憶することが、相互理解への一歩になると思う。


何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)

何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)

  • 作者: 金子 文子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/12/16
  • メディア: 文庫



常磐の木 金子文子と朴烈の愛

常磐の木 金子文子と朴烈の愛

  • 作者: キム ビョラ
  • 出版社/メーカー: 同時代社
  • 発売日: 2018/04/11
  • メディア: 単行本



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脇役もなかなか凄かった [シネマ&演劇]

「唐版 風の又三郎」では、脇役もなかなかだった。というのも、アングラ演劇に所縁の俳優さんが結構、出ていたから。

そもそも演出で役者としても出演した金守珍さんは蜷川幸雄に師事し、当初は蜷川スタジオに所属しそれから状況劇場に移った。唐さんと蜷川さんを師と仰ぐ。その金さんと「三腐人」とい舞台回し的な役柄を演じる六平直政さんは状況劇場の出身で、新宿梁山泊を旗揚げした。映画、テレビで大活躍だが、一度見たら忘れぬ強烈なキャラで、今回の舞台でもやりたい放題だった。三人組の最後の一人は石井愃一さん。蜷川の作品に多く出ていて、東京ヴォードヴィルショーの中心メンバーだ。

そして風間杜夫。つかこうへい作品で世に出た人気俳優だ。主役の銀ちゃんを演じた「蒲田行進曲」は大好きな映画の一つだ。つかさんはアドリブ一切禁止の指導だったといい、唐作品への出演は結構、冒険だったという。俳優としての、それぞれの出自を知った上で舞台をみるというのも、面白いと思った。


ひとり―風間杜夫写真集

ひとり―風間杜夫写真集

  • 作者: 風間 杜夫
  • 出版社/メーカー: DHC
  • 発売日: 2005/08/01
  • メディア: 単行本



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柚希礼音が素敵だった [シネマ&演劇]

元宝塚星組のトップスター柚希礼音。「唐版 風の又三郎」でヒロインのエリカ役を体当たりで演じている。体当たりというのは、唐さんの物語は初めてで、内容も難解でわからないし、セリフも多いけれど、とにかく新しいものに挑戦するのは楽しいと、語っていたから。一度、宝塚公演で見たことがある(もちろん男役)が、女性役は初めて。でも、これがなかなかよかった。

演出の金守珍さんも「男役をやってたおけげで彼女の「女」の部分が大事にされていて、愛おしくて可愛い」と言っている。今度の役のために宝塚で修行してくれたみたいな言い方もしていて、おかしかったけど。もちろん歌もダンスも一流で、身のこなしも柔らかい。演技がとても素直な印象を受けた。

舞台中心でミュージカルとかの出演が多そうだけど、もっといろんなシチュエーションで彼女の活躍を見てみたいと思った。

【Amazon.co.jp 限定】柚希礼音 写真集(仮)_(DVD付) 限定ポストカード2枚付

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  • 作者: 柚希 礼音
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 大型本



夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと

夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと

  • 作者: 柚希礼音
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: 単行本



REBORN☆REON 柚希礼音

REBORN☆REON 柚希礼音

  • 作者: 世界文化社
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: 単行本



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唐版 風の又三郎 [シネマ&演劇]

唐十郎が1974年、状況劇場公演のため書き下ろし、紅テントに観客が押し寄せたという伝説の演目。「ビニールの城」に続き金守珍演出で、シアターコクーンの公演を見に行った。

モチーフになっているのは、宮沢賢治の「風の又三郎」、ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケ、そしてシェイクスピアの「ベニスの商人」。唐さんは、自らの昭和の戦争の記憶をベースに、片翼飛行で帰還した戦争英雄や、当時起きた自衛隊機乗っ取り事件からイメージを膨らまし、次々と頭の中に湧いてくる言葉で迷宮のような劇世界を作り上げた。

ガラスのマント、紅のマント、蝋のマントの3幕構成。現実と死の世界を行き来しながら、イメージが連鎖し、場面が飛翔して行く。群像劇の中で主役の窪田正孝、ヒロインの柚希礼音。血を絆に繋がって行く若い二人の恋愛は甘美なラストへと突き進んで行く。テント小屋の猥雑さはなかったが、その代わり宇野亜喜良の美術(大きなカタツムリ、電話ボックス)が洗練されていて、夢を見ているような気分に浸った。

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唐十郎Ⅰ 少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声 (ハヤカワ演劇文庫)

唐十郎Ⅰ 少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声 (ハヤカワ演劇文庫)

  • 作者: 唐十郎
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: 文庫



新編 風の又三郎 (新潮文庫)

新編 風の又三郎 (新潮文庫)

  • 作者: 宮沢 賢治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/03/01
  • メディア: 文庫



イラストで読む ギリシア神話の神々

イラストで読む ギリシア神話の神々

  • 作者: 杉全美帆子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/02/14
  • メディア: 単行本



ヴェニスの商人 (岩波文庫)

ヴェニスの商人 (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1973/01/01
  • メディア: 文庫



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髪型ショートにしてみた [雑感]

もともと面倒くさがりなので、散髪に行くのが億劫だ。でも最近、いよいよ薄毛が気になりだして、ちょっとした悩みになっている。毎朝鏡を見て髪を整えるのだが、なかなか髪型が決まらない。頭頂部を中心に毛髪量が少なくなると、整髪が難しいなあ。

うまくまとめてくれそうな理髪店はないかと、探してみた。トップが少ないのだから、サイドを短くすれば目立たないのではないか。そうだ、短髪にしよう。理容業界では、横文字でショートとか、ベリーショートというらしい。これまで1000円カットで済ませることもあったが、一度くらいはヘアサロンに行ってみるか。

職場の近くで日比谷のKというところを見つけた。WEBで検索してみると、結構評判がいい。シニア向けの髪型もモデルが出ている。いいじゃん。ちょっと寒い日だったが、かえって客が少なくていいかも。さっそく電話し、仕事帰りの夕方6時に予約した。

入店すると、まず「初めてのお客様なので、ご記入を」とカルテを渡される。トップは流すか立たせるか、サイドは耳を出すか、そり上げるか、ひげの扱いやシャンプーの仕方も含めて、どんなデザインを希望するかを書き込む。選択式なので難しくはない。調髪のシートに座ってから、身振り手振り注文するより、事前に「こんな風にしてほしい」と希望を伝えられるのはいい。

調髪は担当のヘアデザイナーと話ながら、なごやかに。若い男性スタッフだったが、いろいろと髪の悩みを打ち明けて、心もヘアスタイルもスッキリした。初回割引もあり、料金もリーズナブル。行ってよかった。翌朝、職場の若手に「すっきりしていいじゃないですか」と声をかけられ、思わずニンマリしたのでした。

メンズヘアカタログ BEST 短髪スタイル (COSMIC MOOK)

メンズヘアカタログ BEST 短髪スタイル (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2018/06/19
  • メディア: ムック



魅せるキャラクターを描くための ヘアスタイル250-男性編- (玄光社MOOK)

魅せるキャラクターを描くための ヘアスタイル250-男性編- (玄光社MOOK)

  • 作者: Anne
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2017/06/29
  • メディア: ムック



最新版メンズヘアカタログ ALL STYLE (COSMIC MOOK)

最新版メンズヘアカタログ ALL STYLE (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: ムック



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橋本治さんががんで亡くなった [読書日記]

作家の橋本治さんが亡くなった。70歳。いまの時代、若すぎると思ってしまう。「上顎洞癌」(じょうがくどうがん)という聞き慣れない部位のがんが原因という。芸術新潮での連載をたまに読むくらいで熱心な読者だったわけではないが、とめてくれるなおっかさんの東大学園祭のポスターや、「桃尻娘」で、名前だけは昔から知っていた。
それほどのファンではないのに、なぜ書くかといえば、小説幻冬1月号に載っていた手紙を読んだから。「前略 いずれも様」から始まり、がんで入院するまでの経緯と、退院の様子が綴ってある。顔の肉の4分の1がなくなり腹の肉でそれを補う大手術。そうした一部始終を淡々と書いている。今となってはそれが心をうつ。
尾崎紅葉の金色夜叉の現代版が最後の仕事か。「草薙の剣」でも読んでみようか。

草薙の剣

草薙の剣

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/03/30
  • メディア: 単行本



ひらがな日本美術史 6

ひらがな日本美術史 6

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: 単行本



桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/04/01
  • メディア: 文庫



ひらがな日本美術史

ひらがな日本美術史

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/07/01
  • メディア: 単行本



桃尻娘 (講談社文庫)

桃尻娘 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1981/09/15
  • メディア: Kindle版



いとも優雅な意地悪の教本 (集英社新書)

いとも優雅な意地悪の教本 (集英社新書)

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 新書



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新北斎展に行ってきました [アート]

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでやっている「新北斎展」に行ってきた。春朗、宗理、北斎と名前を変えながら絵を描き続けた、その人生を作品とともに辿る。最晩年に「画狂老人卍」を名乗るまで、描くことへの執念に圧倒される。

作品は、北斎研究に生涯を捧げた永田生滋さんのコレクション。昨年2月に亡くなられて、コレクションは出身の島根県に寄贈された。島根公開の前に東京での展覧会となったという。以前見た墨田区北斎美術館の展示は、実際の作品より周辺の資料が多かったが、今回の作品展は永田さんが蒐集した新発見が目玉だ。

北斎漫画や条幅など細かく書かれたものが多いが、異彩を放つのは西新井大師にある弘法大師修法図。鬼気迫る鬼の姿に見とれた。一見の価値がある展覧会だ。混雑緩和のため入場制限があり、休日午前で15分ほど行列で並んだ。

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北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

  • 作者: 山本 野理子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: 大型本



北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

  • 作者: 葛飾 北斎
  • 出版社/メーカー: 青幻舎
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



北斎漫画入門 (文春新書)

北斎漫画入門 (文春新書)

  • 作者: 浦上 満
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 新書



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帰郷 [シネマ&演劇]

福岡出身の役者たちの舞台「帰郷」を六本木の俳優座劇場で見た。友達と故郷を思う青春劇、福岡弁(博多弁ではなく福岡県内の方言のちゃんぽん)全開の舞台で大いに笑った。

ゾンビウイルスが日本列島を襲うという設定。パニックの中で福岡で青春を過ごした仲間が改めて友情を確かめ合う。高校時代のおバカな会話や悪ふざけは、誰もが「あるある」とうなずく。ノスタルジックなバックミュージックにわが身の青春時代を重ね、あったかい気持ちになった。

企画・作・演出は入江雅人。池田成志、田口浩正、岡本麗らが出演。福岡の地理が分かっていれば、「ああ、そこ知っとう」という場面が出てきて二倍楽しめる。

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