So-net無料ブログ作成
前の20件 | -

宝島 [読書日記]

この度の直木賞をとった真藤順丈さんの「宝島」を読んだ。普天間基地移転のための辺野古埋め立て工事について沖縄県民投票が告示されたことが頭にあったのか。タイミンングよく手に取ることになった。

戦果アギヤー。米軍基地から資材や食糧を盗み出し、飢えた民衆に配る。伝説の島のヒーロー・オンちゃんと仲間たち(グスク、レイ、ヤマコ)の青春群像劇だ。コザを主舞台にウタキやノロといった土着の言い伝えが残る暮らしと、一方で米軍相手の歓楽街での生き様も活写する。学生時代から何度か訪れた沖縄の海、基地のある町を思い出しながら読み進めた。

米国の信託統治から日本本土への復帰。ドルから円に代わっても、基地は残った。街を分断する金網はそのままで、米兵が起こす事件・事故が減ることはなく、数え切れない人たちが犠牲になり続けている。沖縄ヤクザの抗争も盛り込まれていて、エンタメ小説として面白く読んだ。でも、何一つ変わらない沖縄の現実に痛切な思いもあらあめて募った。



第160回直木賞受賞 宝島

第160回直木賞受賞 宝島

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本



宝島

宝島

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: Kindle版



夜の淵をひと廻り (角川文庫)

夜の淵をひと廻り (角川文庫)

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 文庫



庵堂三兄弟の聖職 (角川ホラー文庫)

庵堂三兄弟の聖職 (角川ホラー文庫)

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2010/08/25
  • メディア: 文庫



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

金子文子と朴烈 [シネマ&演劇]

渋谷のシアター・イメージフォーラムで封切り日に見た。映画館周辺には旭日旗を掲げる街宣右翼と警察警備課がいて、何事かという雰囲気。日韓関係が最悪と言われる中、反日的な映画の上映はけしからんということらしい。表現の自由という言葉を持ち出すまでもなく、上映を妨害しようとする動きは困ったものだ。

IMG_2309.jpg

関東大震災の時の朝鮮人虐殺を扱っていてテーマは重い。植民地支配に抗う、朝鮮人のテロリストと日本のアナキストというカップル。進んで囚われの身となり、大逆罪の法廷で自らの思いを訴える。朴烈はイ・ジェフン、文子はチェ・ヒソが演じるが、日本語とハングルを使い分けながら好演している。特に快活な文子を演じるチェ・ヒソは本当にチャーミングだった。韓国では235万人を動員するヒット作となったらしいが、イ・ジェフン人気と純愛映画として観る人が多かったようだ。

金子文子という人のことは今回、初めて知った。23歳で獄死したが、その短い人生を獄中手記「何が私をこうさせたか」に残している。文芸評論家の斎藤美奈子さんのコラムによると、文子は今でいう児童虐待の犠牲者で、出生届さえ出されず子供の頃は無戸籍だった。親戚に引き取られ朝鮮半島で悲惨な日々を送ったという。その後、文子は東京へ。朴の詩に惹かれて同棲し、不逞社という結社を立ち上げる。映画はこのあたりからのお話。
IMG_2307.jpg

映画には、金守珍さんはじめ新宿梁山泊の面々が出演していて、初日午前の上映後、舞台挨拶があった。日本での上映を実現した太秦の代表は、右翼の抗議行動に触れ、「映画は日本人にとって痛い内容も含んでいるが、こんな作品をしゃあしゃあと上映できるような時代にならないといけない」と話した。教科書では教えない事実を知り、かつて日韓の若い男女が命を燃やした物語として記憶することが、相互理解への一歩になると思う。


何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)

何が私をこうさせたか――獄中手記 (岩波文庫)

  • 作者: 金子 文子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/12/16
  • メディア: 文庫



常磐の木 金子文子と朴烈の愛

常磐の木 金子文子と朴烈の愛

  • 作者: キム ビョラ
  • 出版社/メーカー: 同時代社
  • 発売日: 2018/04/11
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

脇役もなかなか凄かった [シネマ&演劇]

「唐版 風の又三郎」では、脇役もなかなかだった。というのも、アングラ演劇に所縁の俳優さんが結構、出ていたから。

そもそも演出で役者としても出演した金守珍さんは蜷川幸雄に師事し、当初は蜷川スタジオに所属しそれから状況劇場に移った。唐さんと蜷川さんを師と仰ぐ。その金さんと「三腐人」とい舞台回し的な役柄を演じる六平直政さんは状況劇場の出身で、新宿梁山泊を旗揚げした。映画、テレビで大活躍だが、一度見たら忘れぬ強烈なキャラで、今回の舞台でもやりたい放題だった。三人組の最後の一人は石井愃一さん。蜷川の作品に多く出ていて、東京ヴォードヴィルショーの中心メンバーだ。

そして風間杜夫。つかこうへい作品で世に出た人気俳優だ。主役の銀ちゃんを演じた「蒲田行進曲」は大好きな映画の一つだ。つかさんはアドリブ一切禁止の指導だったといい、唐作品への出演は結構、冒険だったという。俳優としての、それぞれの出自を知った上で舞台をみるというのも、面白いと思った。


ひとり―風間杜夫写真集

ひとり―風間杜夫写真集

  • 作者: 風間 杜夫
  • 出版社/メーカー: DHC
  • 発売日: 2005/08/01
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

柚希礼音が素敵だった [シネマ&演劇]

元宝塚星組のトップスター柚希礼音。「唐版 風の又三郎」でヒロインのエリカ役を体当たりで演じている。体当たりというのは、唐さんの物語は初めてで、内容も難解でわからないし、セリフも多いけれど、とにかく新しいものに挑戦するのは楽しいと、語っていたから。一度、宝塚公演で見たことがある(もちろん男役)が、女性役は初めて。でも、これがなかなかよかった。

演出の金守珍さんも「男役をやってたおけげで彼女の「女」の部分が大事にされていて、愛おしくて可愛い」と言っている。今度の役のために宝塚で修行してくれたみたいな言い方もしていて、おかしかったけど。もちろん歌もダンスも一流で、身のこなしも柔らかい。演技がとても素直な印象を受けた。

舞台中心でミュージカルとかの出演が多そうだけど、もっといろんなシチュエーションで彼女の活躍を見てみたいと思った。

【Amazon.co.jp 限定】柚希礼音 写真集(仮)_(DVD付) 限定ポストカード2枚付

【Amazon.co.jp 限定】柚希礼音 写真集(仮)_(DVD付) 限定ポストカード2枚付

  • 作者: 柚希 礼音
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 大型本



夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと

夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと

  • 作者: 柚希礼音
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: 単行本



REBORN☆REON 柚希礼音

REBORN☆REON 柚希礼音

  • 作者: 世界文化社
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

唐版 風の又三郎 [シネマ&演劇]

唐十郎が1974年、状況劇場公演のため書き下ろし、紅テントに観客が押し寄せたという伝説の演目。「ビニールの城」に続き金守珍演出で、シアターコクーンの公演を見に行った。

モチーフになっているのは、宮沢賢治の「風の又三郎」、ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケ、そしてシェイクスピアの「ベニスの商人」。唐さんは、自らの昭和の戦争の記憶をベースに、片翼飛行で帰還した戦争英雄や、当時起きた自衛隊機乗っ取り事件からイメージを膨らまし、次々と頭の中に湧いてくる言葉で迷宮のような劇世界を作り上げた。

ガラスのマント、紅のマント、蝋のマントの3幕構成。現実と死の世界を行き来しながら、イメージが連鎖し、場面が飛翔して行く。群像劇の中で主役の窪田正孝、ヒロインの柚希礼音。血を絆に繋がって行く若い二人の恋愛は甘美なラストへと突き進んで行く。テント小屋の猥雑さはなかったが、その代わり宇野亜喜良の美術(大きなカタツムリ、電話ボックス)が洗練されていて、夢を見ているような気分に浸った。

IMG_2305.jpg

唐十郎Ⅰ 少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声 (ハヤカワ演劇文庫)

唐十郎Ⅰ 少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声 (ハヤカワ演劇文庫)

  • 作者: 唐十郎
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: 文庫



新編 風の又三郎 (新潮文庫)

新編 風の又三郎 (新潮文庫)

  • 作者: 宮沢 賢治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/03/01
  • メディア: 文庫



イラストで読む ギリシア神話の神々

イラストで読む ギリシア神話の神々

  • 作者: 杉全美帆子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/02/14
  • メディア: 単行本



ヴェニスの商人 (岩波文庫)

ヴェニスの商人 (岩波文庫)

  • 作者: シェイクスピア
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1973/01/01
  • メディア: 文庫



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

髪型ショートにしてみた [雑感]

もともと面倒くさがりなので、散髪に行くのが億劫だ。でも最近、いよいよ薄毛が気になりだして、ちょっとした悩みになっている。毎朝鏡を見て髪を整えるのだが、なかなか髪型が決まらない。頭頂部を中心に毛髪量が少なくなると、整髪が難しいなあ。

うまくまとめてくれそうな理髪店はないかと、探してみた。トップが少ないのだから、サイドを短くすれば目立たないのではないか。そうだ、短髪にしよう。理容業界では、横文字でショートとか、ベリーショートというらしい。これまで1000円カットで済ませることもあったが、一度くらいはヘアサロンに行ってみるか。

職場の近くで日比谷のKというところを見つけた。WEBで検索してみると、結構評判がいい。シニア向けの髪型もモデルが出ている。いいじゃん。ちょっと寒い日だったが、かえって客が少なくていいかも。さっそく電話し、仕事帰りの夕方6時に予約した。

入店すると、まず「初めてのお客様なので、ご記入を」とカルテを渡される。トップは流すか立たせるか、サイドは耳を出すか、そり上げるか、ひげの扱いやシャンプーの仕方も含めて、どんなデザインを希望するかを書き込む。選択式なので難しくはない。調髪のシートに座ってから、身振り手振り注文するより、事前に「こんな風にしてほしい」と希望を伝えられるのはいい。

調髪は担当のヘアデザイナーと話ながら、なごやかに。若い男性スタッフだったが、いろいろと髪の悩みを打ち明けて、心もヘアスタイルもスッキリした。初回割引もあり、料金もリーズナブル。行ってよかった。翌朝、職場の若手に「すっきりしていいじゃないですか」と声をかけられ、思わずニンマリしたのでした。

メンズヘアカタログ BEST 短髪スタイル (COSMIC MOOK)

メンズヘアカタログ BEST 短髪スタイル (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2018/06/19
  • メディア: ムック



魅せるキャラクターを描くための ヘアスタイル250-男性編- (玄光社MOOK)

魅せるキャラクターを描くための ヘアスタイル250-男性編- (玄光社MOOK)

  • 作者: Anne
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2017/06/29
  • メディア: ムック



最新版メンズヘアカタログ ALL STYLE (COSMIC MOOK)

最新版メンズヘアカタログ ALL STYLE (COSMIC MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: ムック



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:美容

橋本治さんががんで亡くなった [読書日記]

作家の橋本治さんが亡くなった。70歳。いまの時代、若すぎると思ってしまう。「上顎洞癌」(じょうがくどうがん)という聞き慣れない部位のがんが原因という。芸術新潮での連載をたまに読むくらいで熱心な読者だったわけではないが、とめてくれるなおっかさんの東大学園祭のポスターや、「桃尻娘」で、名前だけは昔から知っていた。
それほどのファンではないのに、なぜ書くかといえば、小説幻冬1月号に載っていた手紙を読んだから。「前略 いずれも様」から始まり、がんで入院するまでの経緯と、退院の様子が綴ってある。顔の肉の4分の1がなくなり腹の肉でそれを補う大手術。そうした一部始終を淡々と書いている。今となってはそれが心をうつ。
尾崎紅葉の金色夜叉の現代版が最後の仕事か。「草薙の剣」でも読んでみようか。

草薙の剣

草薙の剣

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/03/30
  • メディア: 単行本



ひらがな日本美術史 6

ひらがな日本美術史 6

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: 単行本



桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/04/01
  • メディア: 文庫



ひらがな日本美術史

ひらがな日本美術史

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/07/01
  • メディア: 単行本



桃尻娘 (講談社文庫)

桃尻娘 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1981/09/15
  • メディア: Kindle版



いとも優雅な意地悪の教本 (集英社新書)

いとも優雅な意地悪の教本 (集英社新書)

  • 作者: 橋本 治
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 新書



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:

新北斎展に行ってきました [アート]

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでやっている「新北斎展」に行ってきた。春朗、宗理、北斎と名前を変えながら絵を描き続けた、その人生を作品とともに辿る。最晩年に「画狂老人卍」を名乗るまで、描くことへの執念に圧倒される。

作品は、北斎研究に生涯を捧げた永田生滋さんのコレクション。昨年2月に亡くなられて、コレクションは出身の島根県に寄贈された。島根公開の前に東京での展覧会となったという。以前見た墨田区北斎美術館の展示は、実際の作品より周辺の資料が多かったが、今回の作品展は永田さんが蒐集した新発見が目玉だ。

北斎漫画や条幅など細かく書かれたものが多いが、異彩を放つのは西新井大師にある弘法大師修法図。鬼気迫る鬼の姿に見とれた。一見の価値がある展覧会だ。混雑緩和のため入場制限があり、休日午前で15分ほど行列で並んだ。

IMG_2296.jpg


北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

北斎原寸美術館 100%Hokusai! (100% ART MUSEUM)

  • 作者: 山本 野理子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: 大型本



北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

北斎漫画(全3巻セット) (Hokusai Manga 3 Vol Set)

  • 作者: 葛飾 北斎
  • 出版社/メーカー: 青幻舎
  • 発売日: 2011/07/01
  • メディア: 単行本



北斎漫画入門 (文春新書)

北斎漫画入門 (文春新書)

  • 作者: 浦上 満
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 新書



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

帰郷 [シネマ&演劇]

福岡出身の役者たちの舞台「帰郷」を六本木の俳優座劇場で見た。友達と故郷を思う青春劇、福岡弁(博多弁ではなく福岡県内の方言のちゃんぽん)全開の舞台で大いに笑った。

ゾンビウイルスが日本列島を襲うという設定。パニックの中で福岡で青春を過ごした仲間が改めて友情を確かめ合う。高校時代のおバカな会話や悪ふざけは、誰もが「あるある」とうなずく。ノスタルジックなバックミュージックにわが身の青春時代を重ね、あったかい気持ちになった。

企画・作・演出は入江雅人。池田成志、田口浩正、岡本麗らが出演。福岡の地理が分かっていれば、「ああ、そこ知っとう」という場面が出てきて二倍楽しめる。

IMG_2294 2.jpg



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

十三ななつ [シネマ&演劇]

テアトル・エコーのオーディオドラマライブを恵比寿のエコー劇場で見た。ラジオドラマの収録をそのまま舞台として見せる趣向。役者さんは台本を手に持ちスタンドマイクに向かって喋る。観客の想像力で場面を頭の中に描きながら楽しむ、ちょっと粋な企画だった。

岡本蛍作の時代もの。「能(よ)いあがり」と「けさらんぱさらん」の二本立て。二作とも10代の少女が主人公で、それを妙齢?のベテラン女優さんが演じる。時代ものなのでみなさん着物姿なのだけど、はっきり言って見た目おばあちゃんが、少女の声を出すのだから感心した。ラジオの向こう側では全く分からないだろう。ボイストレーニングを怠らなければ、声は年をとらないのだ。

IMG_2292.jpg

「けさらん」でうさぎを演じた金子マリさんは20年ぶりの再会。終演後にご挨拶し、感無量でした。


おもひでぽろぽろ 愛蔵版

おもひでぽろぽろ 愛蔵版

  • 作者: 岡本蛍:原作
  • 出版社/メーカー: 青林堂
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: コミック



nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

ファースト・マン [シネマ&演劇]

米国のアポロ11号による月面着陸から50周年、最初に月面に降り立ったニール・アームストロング船長たちの挑戦を描いた作品を試写会で見た。「小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩」。月へ初めて降り立った人類、小学校の頃、テレビのニュースで見てどれほど興奮したか。科学の発展による明るい未来を純粋に信じていた。

映画では、米ソの宇宙開発競争の真っ只中、まさに国の威信をかけて、命懸けで月を目指した男たちを描く。Gに耐えるための過酷な訓練、高速回転に慣れるトレーニングは見ているだけで吐き気がしそうだった。でも、単なる宇宙挑戦物語ではないのが、この作品のミソ。アームストロングの妻や子どもたちの思い、夫、父を送り出す側の気持ち、逆に亡き娘への思いを胸に、家族を残して決死行に出る男の寡黙な心情を丁寧に描いている。

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴスリング主演。妻役のクレア・フォイ、帰還を祈る姿がとても印象に残った。

IMG_2291.jpg


アポロ11号: 月面着陸から現代へ

アポロ11号: 月面着陸から現代へ

  • 作者: ピアーズ ビゾニー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/11/06
  • メディア: 大型本



ニール・アームストロング: 人類史上初めて月に降り立った宇宙飛行士 (学研まんがNEW世界の伝記)

ニール・アームストロング: 人類史上初めて月に降り立った宇宙飛行士 (学研まんがNEW世界の伝記)

  • 作者: 藤森 カンナ
  • 出版社/メーカー: 学研教育出版
  • 発売日: 2015/07/21
  • メディア: 単行本



人類が月を歩いた―アポロ11号の全記録 (1969年)

人類が月を歩いた―アポロ11号の全記録 (1969年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 1969
  • メディア: -



MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真

MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真

  • 作者: ピアーズ・ビゾニー
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2019/02/02
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

フロントランナー [シネマ&演劇]

30年前の米大統領選で民主党のエースと期待されながら、スキャンダルで撤退に追い込まれたゲーリー・ハートの選挙戦を描いた作品を試写会で見た。フロントランナーは最有力候補という意味。これを境に政策よりも個人のキャラクターや人柄がより優先されるようになってしまった大統領選。カネをかけたイメージ戦略が勝敗を決する人気投票がトランプを生み出したとも言える。

選挙チームの内情とともに選挙を報道するマスコミ、特に新聞社の姿が描かれる。かの有名なワシントン・ポストと地方のマイアミ・ヘラルド紙との対比が面白い。不倫のネタを掴み特ダネを打つマイアミに対し、そんなのは週刊誌ネタで報道に値しないと無視するポスト紙。とはいえ大統領は米国の模範的な家庭を体現しなければならない。ケネディの再来と呼ばれたハートは、問題に見舞われた時のエリートの見本のような対応のまずさで墓穴を堀り万事休すとなる。

ある意味、リスク管理の大切さを教える作品でもある。我が国の議員センセ方もぜひ見た方がよいと思う。主演はグレイテスト・ショーマンのヒュー・ジャックマン。選挙参謀役のJ.K.シモンズがなかなか渋かった。ジェイソン・ライトマン監督。

IMG_2278.jpg


FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

  • 作者: ボブ・ウッドワード
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/12/01
  • メディア: 単行本



ウォーターゲートの遺産―政治的人間ニクソンの誕生と死 (1975年)

ウォーターゲートの遺産―政治的人間ニクソンの誕生と死 (1975年)

  • 作者: ワシントン・ポスト編集部
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 1975
  • メディア: -



ワシントン・ポストはなぜ危機を乗り越えたのか

ワシントン・ポストはなぜ危機を乗り越えたのか

  • 作者: 石川 幸憲
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2011/09/29
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

阿久悠記念館 [雑感]

東京・駿河台の明治大学にある阿久悠記念館に行ってきた。この前行った淡路島の出身と知り、稀代の作詞家のことに興味を持った。

IMG_2270.jpg

入り口にあるEPレコードを眺め、昭和の歌謡曲全盛時代を振り返った。かつては年の瀬の大イベントだった、レコード大賞のトロフィーが並ぶ。また逢う日まで、勝手にしやがれ、熱き心に、ヒット曲の数々。どれだけ歌ったろうか。年表を見ながら歌詞を口ずさめば、その頃の情景が蘇る。

作詞は手書きで、ぺんてるのサインペンを愛用していたという。そのサインペンは書きやすくて、自分も年賀状書きに毎年愛用している。同じものを使っていたと知り、少し嬉しかった。阿久悠の著作は「清らかな厭世」を読んだが、他の著作や重松清の評伝など、久しぶりに読んでみようか。


作詞入門―阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

作詞入門―阿久式ヒット・ソングの技法 (岩波現代文庫)

  • 作者: 阿久 悠
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/09/16
  • メディア: 文庫



作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版

作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2017/11/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



甲子園の詩 完全版 敗れざる君たちへ

甲子園の詩 完全版 敗れざる君たちへ

  • 作者: 阿久悠
  • 出版社/メーカー: 幻戯書房
  • 発売日: 2013/07/27
  • メディア: 大型本



君の唇に色あせぬ言葉を

君の唇に色あせぬ言葉を

  • 作者: 阿久悠
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/08/11
  • メディア: 単行本



人喰い (アクションコミックス)

人喰い (アクションコミックス)

  • 作者: 上村 一夫
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2018/06/12
  • メディア: コミック



阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

  • 作者: 中川右介
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/11/13
  • メディア: 新書



瀬戸内少年野球団 (岩波現代文庫)

瀬戸内少年野球団 (岩波現代文庫)

  • 作者: 阿久 悠
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2013/07/18
  • メディア: 文庫



夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫)

夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 (文春文庫)

  • 作者: 阿久 悠
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/12/06
  • メディア: 文庫



無冠の父 (岩波現代文庫)

無冠の父 (岩波現代文庫)

  • 作者: 阿久 悠
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2018/07/19
  • メディア: 文庫



nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

天皇誕生日の一般参賀 [雑感]

23日に天皇誕生日の一般参賀に行ってきた。平成最後だし、自らも節目の歳を迎えたし、皇居も近くだし、あまり寒くもないし、と思い立って、朝7時に家を出て7時半には和田倉門に着いた。夜があけたばかりなのにすでに長い列。坂下門方向に向いて2列目の最後尾に並んだ。きっと天皇を崇拝しておられるのだろうと思しき団体の方から日の丸の小旗をもらい、警視庁の警備の人たちに従い、じっと列が動き出すのを待つ。テレビのクルーがすぐ前に並んでいる白髪の老人を密着取材するらしく、しきりに打ち合わせをしていて忙しない。業界人特有のぞんざいさが滲み出ているカメラマンがとても鼻についた。

1時間ほどしてようやく荷物、身体チェックのテントへ誘導される。荷物検査で時間を取られないよう手ぶらで来た甲斐があり、迅速に関門を抜け、二重橋前の広場の行列に並べた。早朝参賀1組に入れたようで、10時25分の開門までさらに1時間待機する。一番先頭には日の丸の法被を着て、天皇陛下を寿ぐ幟を掲げた団体の人たちがいたが、ほかは皆一般ピープル。家族や夫婦で連れ立ってという感じが多く、お年寄りは思ったより少なかった。

開門と同時にゆっくりと列が動き出し、立派な彫刻が厳かな橋を渡り皇居内へ。昔の江戸城なので入れば坂道で、掃き清められた庭園や城壁などを見て歓声が上がった。二重橋を渡り、いよいよ皇居内の広場に入る。お出ましがあるガラス張りのベランダがすぐに目に入る。後方にはテレビカメラの列が陣取る。思ったより広く、そんなに押し合いへし合いすることもなく、すんなりと中央の前方をキープできた。両サイドに大型モニターがあり、諸注意が表示されるが、日本語の他には英語と中国語だけで、ハングルはなし。どういう基準なのだろう。

雨がぱらつく中、待つことしばし。天皇陛下はじめご一家のお出まし。歓声と小旗を打ち振り、祝福した。天皇陛下万歳と大声で叫ぶ人たちは一部で、おめでとうございますと声をあげる人が多かった。自分も天皇陛下万歳と叫ぶのには抵抗がある。心の中で大変でしたね、お疲れ様でしたと呟いた。

IMG_2264.jpg

陛下のお言葉を聞いて思った。平成の30年間、大きな災害が続いたが、戦争がなかった時代として、平成が終わりかけていることだけは本当によかった。政治は疲弊し、権力者は肝心なことは誤魔化し、偽善的で不誠実な言質ばかりが目立つ。不愉快な今の日本に皇室という制度が残っていてつくづくよかった。トランプの米国、マクロンのフランスの現状は決して人ごとではない。国民統合の象徴として、国家元首として、政治的権限を持たない天皇が存在する。国の未来を考えるとき、そうした幸運を思わずにいられない。


タグ:皇居 二重橋
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ナディアの誓い [シネマ&演劇]

2018年のノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんのドキュメンタリー映画を試写でみた。イラク北部でISIS(イスラム国)の襲撃を受け、性的暴行をされながらも脱出し生き延びた23歳の彼女。ヤジディ教徒への迫害を世界に訴えるため、自ら広告塔となり国連親善大使となるまでの道のりを描く。

フセイン時代からクルドへの弾圧はあったが、ISISになって異教徒への迫害は言語を絶するほどエスカレートしたらしい。ヤジディ教徒の存在についてはノーベル平和賞絡みで初めて知った。カナダや英国の議会で話し、ニューヨークの国連本部でもスピーチする機会を得る。セレブ弁護士として有名なジョージ・クルーニーの妻アマル・クルーニーが関心を持ち、米国メディアにも取り上げられるようになる。

日本国内ではこれまで情報が少なかったこともあり、ヤジディ教がどんなものかという説明が欲しかったが、必死に訴え続ける彼女が民族にとって唯一の希望の灯となっている現実を知った。難民として離散したヤジディ教の人々が故郷に帰れる日は来るのか。いろいろと批判のある平和賞だが、世界がこうした問題を認識する契機を作ったのは意味のあることだ。

IMG_2246.jpg



THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

  • 作者: ナディア・ムラド
  • 出版社/メーカー: 東洋館出版社
  • 発売日: 2018/11/30
  • メディア: 単行本



ノーベル平和賞で世の中がわかる

ノーベル平和賞で世の中がわかる

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2012/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

アップリンク吉祥寺 [シネマ&演劇]

吉祥寺のパルコB2に「アップリンク吉祥寺」がオープンしたので、さっそく行ってみた。ミニシアターのシネコンというコンセプトで、上映作品もちょっと前の注目作がラインナップ。2本立ての名画座ではないが、見逃した作品をフォローするのに重宝しそう。トンネルみたいなエントランスが別世界への入り口のようで、映画のちらしがたくさん置いてあって、待機するソファもたっぷり。上映室内も間接照明でいいセンスでした。

IMG_2230.jpg

この日見たのは、「カメラを止めるな!」。クラウドファンディングで集めた資金をもとにした低予算シネマ。本当に映画好きが作ったんだなあ、映画愛があふれていると感じた。大いに笑わせてもらい、ホロッとくる感動作でもあった。映画はカネさえかければいいってもんじゃなく、やはり脚本・演出が大事なんだと、あらためて思った。

IMG_2231.jpg

上田慎一郎監督。主演の監督役は濱津隆之。秋山ゆずき、悲鳴で熱演。





オールラッシュ!  映画を作る物語 vol.1 (BRIDGE COMICS)

オールラッシュ! 映画を作る物語 vol.1 (BRIDGE COMICS)

  • 作者: ねじが なめた
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: コミック



吉祥寺本 最新版 (エイムック 3966)

吉祥寺本 最新版 (エイムック 3966)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2018/01/29
  • メディア: ムック



吉祥寺今昔写真集

吉祥寺今昔写真集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぶんしん出版
  • 発売日: 2018/08/01
  • メディア: 単行本



1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事

1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事

  • 作者: 稲垣 篤子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



吉祥寺JAZZ物語

吉祥寺JAZZ物語

  • 作者: 寺島 靖国
  • 出版社/メーカー: 日本テレビ
  • 発売日: 1993/04/01
  • メディア: 単行本



吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由

吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由

  • 作者: 斉藤 徹
  • 出版社/メーカー: ぶんしん出版
  • 発売日: 2013/04/30
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

草津温泉の安室ちゃん [雑感]

群馬県の草津温泉に行って来た。「草津よいとこ一度はおいで」という民謡で知られる、全国屈指の歴史ある温泉地。上野から特急、バスを乗り継いで3時間ほどでホテル高松に着いた。

IMG_2205.jpg

さっそく中心部にある湯畑へ。90度近い源泉の温度を下げて、風呂に入れるように冷ます昔からの仕組み。そばの熱の湯では、湯もみガールによる湯もみと踊りショーがあっていて、昔ながらの湯ざましが見学・体験できる。宿の湯は確かにちょっと熱めで、露天でちょうど良い感じだった。

IMG_2209.jpg

街の印象は一つ一つの施設がとても綺麗に整備されていて、もっと鄙びた感じかなという先入観を覆された。西の河原や公衆浴場など、逆に風情というものが阻害されている面もある気もしたが、首都圏から近い観光地としてはインバウンドの受け入れ促進のためにも、こうした環境整備は欠かせないのだろう。

夕食では地酒の水芭蕉を軽く一杯やって、牛すき焼きなどを堪能し、夜の温泉街を探索へ。2時間3千円で飲み放題のスナックMに飛び込みで入る。金曜日の8時過ぎだったが貸切状態。女の子がいないからコンパニオン呼ぼうかというママさんのアドバイスに、「じゃあせっかくなので」とお願いする。1時間で7千円。20代後半のSちゃんは安室ちゃんのファン、さっそく歌ってもらう。ハスキーボイスがなかなかセクシーで、とてもノリの良い子でした。満足な忘年会旅行となりました。

IMG_2218.jpg

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ハード・コア [シネマ&演劇]

狩撫麻礼(かりぶ・まれい)のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を山下敦弘監督が映画化。平成の奇書と呼ばれるコミックらしいが、確かに主人公が街宣右翼の手伝いをして宝探しをしているというシチュエーションからして、なかなか突拍子もない。

原作に惚れ込んだという山田孝之に荒川良々、佐藤健というメンツ。AIを搭載した謎のオンボロロボットが加わり、物語が膨らむ。AIが学習によって人間的な感情を持つと、人間との間に友情のようなものが生まれる。ラストはマンガ的だが、作品からはそんな現代的な意味を感じ取った。

右翼幹部の娘役の石橋けい。山田を誘惑する出戻り娘役がとても淫らで、記憶に残った。あとで調べると、カフェオレのCMに若い母親役で出ていて、そのギャップに萌えた。



ハード・コア 平成地獄ブラザーズ コミック 全4巻 セット

ハード・コア 平成地獄ブラザーズ コミック 全4巻 セット

  • 作者:
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: コミック



nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

ムンク展 [アート]

世界で一番知られている絵とも言われるムンクの「叫び」を見に東京都美術館に行った。平日の午後なのに結構な人出。チケット売り場に行列ができていた。

叫びの前は大渋滞。これまでに何度も雑誌や映像で見ているせいか、本物を見てもあまり感動はなかった。むしろ悲しい表情の「マドンナ」のリトグラフに惹かれて、記念にポストカードを買った。

オスロ市ムンク美術館公認のノベルティの多いこと。Tシャツからキーホルダーまで人気のほどがよくわかる。ポケモンの叫びなんてのもあって、ぬいぐるみは大人気で完売していた。アート界のアイドル的存在だ。

IMG_2186.jpg


『ムンク展 共鳴する魂の叫び』 公式ガイドブック (AERAムック)

『ムンク展 共鳴する魂の叫び』 公式ガイドブック (AERAムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2018/10/25
  • メディア: ムック



ムンクの世界:魂を叫ぶひと (コロナ・ブックス)

ムンクの世界:魂を叫ぶひと (コロナ・ブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ムンク伝

ムンク伝

  • 作者: スー・プリドー
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 単行本



もっと知りたいムンク (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいムンク (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 千足 伸行
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2018/10/18
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

ドスパロスの碧空 [シネマ&演劇]

上映会でドキュメンタリー映画「SEED(邦題ドスパロスの碧空)」を見た。米国カリフォルニアで成功した日系の米作り農家の過去から現在まで。戦争で収容所に入れられ、それまでの土地を奪われるなど、苦難の歴史をたどる。

国府田ファームを支える一族や工場の人たち。それに故郷の福島の人たちのインタビューがつなぎ合わされている。広大な土地に水を張り、双発機で稲の種子を散布する。米国流の大規模農業に目を見張った。

正直なところ、戦争での日系人の苦労の実態はあまり知らない。人種による差別はきっと根深いものがあったし、今もなおあるだろう。そこらへんのところがもっと描かれていれば、と思った。馬場政宣監督。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画
前の20件 | -