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任侠外伝 玄界灘 [シネマ&演劇]

東京国立近代美術館フィルムセンターの特集「逝ける映画人を偲んで2015-2016」で。1976年、唐十郎の初監督作品。芝居でしか見たことのない唐十郎の世界がどんな風に映画で描かれるのか、興味津々で見た。


状況劇場の看板だった根津甚八、唐さんの妻だった李礼仙。当たり前だが若くて、生き生きしている。釜山と下関が舞台で、朝鮮戦争の影と、海峡をはさんだ日韓の人とカネの行き来を背景に親子、男女の愛を描く。イメージの連鎖が特色の舞台とは違い、ある程度のストーリーは追えた。


舞台ではおなじみの怪しいキャラが銀幕でも随所に出てくる。暴力やエログロは、何かと規制の多い今よりも過激で、時代を反映してストリップ小屋のシーンも。何か面白いことをやってやろうという意欲が随所に見て取れる。


安藤昇、宍戸錠、常田富士男、小松方正ら懐かしい顔。若き日の石橋蓮司、小林薫がいた。嵐山光三郎もいた。もちろん唐さんもちょい役で出ていた。どぶ川(鶴見川らしい)に棄てられた李を抱擁する根津、それがラストシーン。ヘドロの中でのラストも70年代らしい。花園神社や鬼子母神の紅テント舞台だとどんな演出になるのか、想像しながらスクリーンを見た。

任侠外伝 玄海灘(新・死ぬまでにこれは観ろ! ) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

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Sylvia

Aw, this was a very good post. Taking the time and actual effort to produce a really good article… but what
can I say… I put things off a whole lot and never manage to get nearly anything done.
by Sylvia (2019-08-10 12:19) 

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